石垣島観光の中心地・ユーグレナモールは、おみやげ屋が立ち並ぶアーケード商店街として知られています。けれど実際に歩いてみると、通りの角や裏路地の軒先に、島食材を生かした軽食やスイーツの屋台・スタンドがぎゅっと詰まっている“食べ歩き天国”でもあることに気づくはず。熱々のポーク玉子おにぎりを頬張りながら手搾りのシークワーサージュースを一気に飲み干し、次の角では黒糖タピオカ入りのかき氷をおかわり──そんな ユーグレナモール 食べ歩き こそ、石垣島ならではの気取らないグルメ体験です。
この記事では、朝から夜まで一日中楽しめる食べ歩きスポットを「時間帯×ジャンル」で徹底ガイド。混雑を避けるコツや島スパイスを使った“味変テク”も盛り込み、アーケード内を歩くだけで石垣グルメを完全制覇できるモデルコースに仕上げました。
ユーグレナモール食べ歩き|朝はポーク玉子と豆腐でスタート
● 知念商会のポーク玉子おにぎり
開店は7:30。厚切りポークとふわふわ玉子を甘辛タレで包んだボリューミーなおにぎりは、片手食べ歩きに最適。朝焼けの港ベンチに持ち込めば島気分が一気に加速します。
● とうふの比嘉・出張ワゴン(週末限定)
ふるふる食感のゆし豆腐を紙カップで提供。生姜と島ネギをトッピングしてもらえば身体の芯から温まり、朝のエネルギーチャージに最適です。
ユーグレナモール食べ歩き|昼は八重山そばと石垣牛バーガーでガッツリ
● 來夏世(らいかゆ)の八重山そば一口カップ
通常は丼で提供される細麺スープを、食べ歩き用にミニカップサイズでオーダー可能。豚骨とかつおの澄んだ出汁にピパーチを一振りして飲み干せば、次の店へ進む口内リセット完了。
● バニラデリの石垣牛ミニスライダー
通常のバーガーを1/3サイズにした「スライダー」は、食べ歩き向けの裏メニュー。肉汁がバンズに染みつつも片手でこぼさず食べやすいので、アーケード内でも安心です。
● 島魚フライ串 伍八
漁港直送のグルクンやミーバイをサックリ揚げ、竹串に刺して提供。バター醤油の香りに誘われ、ついついビールを追加オーダーしてしまう罪な一品。
ユーグレナモール食べ歩き|午後はカフェ&スイーツでクールダウン
● VOLTS COFFEE のコールドブリュースタンド
深煎り豆を12時間かけて水出ししたアイスコーヒーはキレのある後味。月桃のクッキーを添えてもらえば、歩きながらの“島アロマ”ブレイクに。
● ぱん屋 まる の塩バター黒糖ロール
午後になると焼き立てが並ぶ人気ベーカリー。黒糖のコクとバターの塩気が絶妙で、ひと口サイズにカットしてくれるサービスもうれしいポイント。
● 島フルーツかき氷 K&K
ドラゴンフルーツやパッションフルーツをその場でピューレにして雪のような氷にかける南国かき氷。紙カップ片手に涼みながら再びモール散策へ。
ユーグレナモール食べ歩き|夜は立ち飲み&〆バーガー
● 海人酒場 こてっぺん 立ち飲みカウンター
近海魚の刺身を一切れずつ小皿で提供。泡盛と一緒に「はしご飲み」スタイルで回る地元客に混じって、立ち話しながら新鮮魚介を楽しめます。
● HEART LAND のミニ石垣牛チーズバーガー
22時ラストオーダー。飲み歩きの〆用にテイクアウトできる直径7cmのミニバーガーは、濃厚チーズと肉汁が夜の小腹をピンポイントで満たしてくれます。
食べ歩きをさらに楽しくする“味変スパイス”と小ワザ
アイテム | 使い方 | 効果 |
---|---|---|
島胡椒ピパーチ | 肉系・揚げ物に一振り | シトラスの香りで脂をさっぱり |
シークワーサー果汁ポーション | そばスープ・魚介串に数滴 | 酸味で後味をリセットし無限ループ |
島唐辛子ラー油 | バーガー・おにぎりに追加 | ピリ辛アクセントでお酒が進む |
100均ミニ保冷バッグ | かき氷・ジェラート持ち歩き | 溶けにくく写真映えが長持ち |
ウェットティッシュ & ジップ袋 | 揚げ物の油対策・ゴミ収納 | 手も荷物も汚さずエコに撤収 |
モデルコース|2時間で回るユーグレナモール食べ歩きルート
時間 | スポット | メニュー |
---|---|---|
11:00 | 來夏世ミニそばカップ | 八重山そば |
11:20 | バニラデリ | 石垣牛スライダー |
11:40 | 魚工房伍八串 | 島魚フライ串 |
12:00 | VOLTS COFFEE | コールドブリュー |
12:15 | ぱん屋まる | 黒糖ロール |
12:30 | K&Kかき氷 | ドラゴンフルーツ氷 |
※空腹具合に合わせて順番をアレンジするのがコツ。合間に雑貨店や青果店を覗く余裕も生まれます。
まとめ|ユーグレナモール食べ歩きは“半径300mの島グルメテーマパーク”
- 朝から夜まで、片手で食べられるローカルフードがひしめく
- 八重山そば・石垣牛・近海魚・島スイーツを一筆書きで制覇できる動線
- 味変スパイス&保冷バッグの小ワザで満足度倍増
- 徒歩圏だからお酒もOK 泡盛片手に裏路地の立ち飲みへ
ユーグレナモールは“買い物通り”ではなく、歩くたびに新しい香りと味が飛び込んでくる“食べ歩きテーマパーク”です。次回の石垣島旅行では、ガイドブックに載っていない小さな屋台やスタンドにも目を向け、アーケードの一本裏まで探検してみてください。あなた好みの島グルメが、必ず見つかります。